Collection, Connection, Constellation

自分の編集のやり方。3つのCo。

1、Collection
それに関することをひたすら、もれなくダブりなく、集めきること。

2、Connection
ばーっと。床にばら撒いて、それらをつなぐ見えない、縦糸、横糸を感じ、並べてみる。
何度も並べ替えてみる。どんな糸が見えるかが、その人のセンス。

3、Constellation
つないだものを物語や儀式とともに提示する。
それは、星座のように、日常に存在しながら、その関係性に気付いていないもの。
でも、それはどこかで感じていたこと。


日常の破片を集めたコラージュ。

個々の要素は、個人の日記のように、一般性をもたない。
だけど、それらが不変性をもった見えない糸で紡がれたとき、それは世界の法則になる。
というよりは、
見ている側の想像力によって、それぞれの世界の法則として機能し始める。


強いメッセージというのは、もしかしたら、主体のないものによって提示されるのかもしれない。


「私はこう思う!」という、ひとりの主体を持った強いメッセージよりも、
主体のないたくさんの話と、それを紡ぐ見えないメッセージのほうが、自分には心地よい。

2004年に見た、ピナ・バウシュの「天地 TENCHI」。
おそらく、今まで見たなかで一番好きな舞台。
1時間くらいずっと涙を流していた気がします。

ピナ・バウシュは、ダンサーに

「なぜ泣いたのではなく、どう泣いたかを教えて。」

と問うそうです。(パンフレットに書いてありました)

物語りでもなく、意味でもなく、感情の存在のみを取り出し、紡ぐ。
そして、感情の背後にある人間というものの本質を提示する。

それは、主体のない感情だから、
それに対して、各個人の体験や記憶が感応し、
あいている主体にスっと見ている側が入り込む。

ある種の救いであり、ある種の快楽。
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by w_junji | 2009-09-15 02:08


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