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Camille

Siggraphでボストンに来ました。
自分たちの展示に意見をもらえることもさることながら、
Siggraphのよさは普段会えないいろいろな人と話ができることだと思います。
日本にいたら、なかなか会えない人としゃべれたり、
何か用事がないと、会えない偉い先生からも気軽に意見をもらえたり、
同窓会のような学会だなぁと思いました。

また、ボストン美術館は素晴らしいです!!!
大英美術館のように数は多くないのですが、
作品の選び方や展示の仕方に凝っていて、
大英美術館が卸売だとしたら、ボストン美術館はおしゃれなショーケース。

何より、モネの作品がたくさんあるのがよかったです。
モネの作品の見ていると、作品の外に溢れ出す世界にうっとりしてしまいます。
あと、見る距離によって異なる世界が感じられるのが素敵です。
本当は、直島の地中美術館のように、
モネの作品のためだけにひとつの部屋を作ってもいいのにと思います。
今回は、モネのWifeを描いた絵がありました。
その前でずーーと立ち尽くしていました。
モネにとって、世界や人、社会はどんな風に見えていたのでしょう。
Camille_a0014725_7455777.jpg
(Photo @Museum of fine arts Boston)
by w_junji | 2006-08-08 08:03


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