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記憶を返して!

最近、物忘れがひどすぎなので、
「健忘症」「若年性アルツハイマー」とかそんなキーワードでGoogle検索してみました。
なにやら、思っていたより奥が深い。
いろいろ調べているうちに、記憶障害とかアルツハイマーにかなり詳しくなりました。
せっかくなのでここでご紹介します。(まちがってたらゴメンナサイ)

●記憶の内容による分類
意識の記憶
 ・エピソード記憶 (いつ誰と何をした、e.g.昨日家族とお雑煮を食べた)
 ・意味記憶 (ものの属性、e.g.パンダの眼の周りは黒い)
身体の記憶(身体的に覚えたもの、e.g.自転車の乗り方)

●記憶の時間による分類
即時記憶:数秒
短期記憶:数分~数日
長期記憶 :年単位

●痴呆
加齢による痴呆と病気の痴呆

加齢による場合の多くは過去のイベントの一部が思い出せない
e.g.昨日のご飯がなんだったか思い出せない

病気の場合はイベント自体が覚えられない
e.g.ご飯を食べたこと自体思い出せない

健忘の種類
順向性健忘:新しいことを覚えられない
逆向性健忘:昔のことを思い出せない

病気の痴呆には2種類あり
・脳血管性の痴呆:血管の血栓などによる脳機能障害
・アルツハイマー病:脳自体の障害、特に海馬の障害

●アルツハイマー病の症状
○何をしたか新しいことが覚えられない
「エピソード記憶の短期記憶への記銘障害(順向性健忘)」

○徘徊
身体の記憶は健全なので運動自体はできる
しかし、空間認知障害がある:自分がどこにいるかわからなくなってしまう

どんなところで、どっちに曲がった等の
主観的な短期的記憶を空間的につなぎ合わせることができなくなる


こんな感じです。けっこう勉強になりました。
記憶がなくなるのって、人に言われるまでわからないけど、
自分がどこにいるかわからなくなるって結構ショックかも。。。

それで、健忘について、
実は大人も子供も殆ど変わらないくらい忘れているということが書いてありました。
子供はいろいろなことを新鮮に感じ、驚きを持って体験するから記憶に残りやすいだけで
大人は自分の中の知識に当てはめて見てしまうから、記憶に残らないのだそうです。

最近自分は、けっこう規則的な生活をしています。
そうすると、驚きがなくなったかというと、
逆に、普通の日常の中にこそ新鮮な発見がたくさんあります。
普段忙しくしていたときには気付かなかったことが見えるようになる。
自分の頭で、自分の身体で注意深く感じることができれば
普段の生活の中にこそ記憶に残るものがたくさんあるんだなと思います。
by w_junji | 2005-01-06 03:45


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