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ふわふわ

なんだか、急に自分の立ち位置が揺らぐときがあります。
揺らぐどころか自分が溶けてなくなってしまう感じ。

学校で居眠りをしていて、ふと目が覚めた瞬間とか、
平日、昼間まで寝ていたときとか。

ここで、何をしているのだろう? じぶん。
何かすべきことがあったのでは? こんなことをしててよかったのかな?

なんか、生きている理由のようなものがふっと消えてしまう瞬間。
うーん。逆かな。
なんとなく具体的な生きている意味というか、そいういうものがある気がしていたのが、
ふと、自分が何者でもないことに気づく瞬間。

そういうときって、すっごーく不安になる。

生きることって、
「どうしようもなく生まれてきた自分自身をそのまま受け入れないこと」(by 荒川修作)
つまり、生まれてきた意味、両親にとっての自分自身の存在価値、自分の身体すら
もう一度、自分で再構築することが生きること。
どうしようもなく生まれてきたことを全て否定してもいいし、全て肯定してもいい。
そこに、自分の意思があるならば。

子供がかわいいのって、
相手と自分の愛情の歴史、経験が
そこに生まれてきた小さな肉体・魂に込められているからのような気がします。
(子供を持ったことがないのでわかりませんが)

それと同じように、自分自身にも自分で魂を込める儀式が必要だと思う。
自分自身をそのまま受け入れ、愛するために。
どんな儀式になるかは人それぞれだと思うし、なんともいえないけど。
自分の社会との関わり方とか、自分の価値観、自分にとって素敵なこと
そういうことをここに書くことはひとつの儀式かも。
僕みたいに魂がすぐどっかに飛んでいってしまう人間にとっては。
by w_junji | 2004-11-14 17:42


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