2月6日-17日:文化庁メディア芸術祭での展示のお知らせ

文化庁メディア芸術祭

日時:平成20年2月6日(水)~2月17日(日)
※2月12日(火)は休館

会場:国立新美術館(港区・六本木) 入場無料

アート部門 審査委員会推薦作品
Slot Machine Drawing   草地映介/渡邊淳司
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# by w_junji | 2008-02-01 00:10

うっかり予報

明日(既に今日ですが)、
学会、2日連続発表の1日目が終わり、
2日目の資料ができてないのに、うっかり「働きマン」2巻を買うでしょう。
ていうか、なんだか好きっす。この漫画。

今日は、一日、裁縫セットを持ち歩き、
夜、お寺にお参りしました。
なんぞ、体調がよくなるとよいのですが。

雨上がりのお寺の空気はとても澄んでいて、白い自分の息で汚すのが躊躇われるほど。

針は魔よけの効果があるらしい。
研ぎ澄まされた針が、どんなものも貫き通すのなら、
そんな、針のようなアンテナを持ちたい。
そして、自分の針の軌跡、コラージュの世界を強い心の糸で縫い合わせて行けたらと思います。

発表資料が終わらない♪
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# by w_junji | 2008-01-24 03:11

今日のうっかり

「じゅんじさん、愚痴とか言わないですよね。ストレスないんですか?」
と後輩に言われましたが。

自分で言わなくても、たまるものはたまりますよー。

なんだか、最近、肩が凝り続け、頭痛いし、
「うーん、ストレスか?それとも誰かの生霊か?」と思いつつ、
何かましになるかと、用もないのに、コンビニで物色。

見た目がきれいだったので、
ボタン付けもできないのに、うっかり裁縫セットを買う。
女性が使うようなコンパクトケースに入ってる。
どうしよう。。。
とりあえず、明日から持ち歩いてみよう。

本を売っていたので、
明日から学会&発表準備できてないのに、うっかりマンガを買ってしまった。
タイトルは「働きマン」。
読み始めたら、なんか、自分みたいな人もいて、すっかり読んでしまった。

何事もバランスだ。
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# by w_junji | 2008-01-23 00:42

今月末の講演情報

○2008年1月24日
 日本ロボット学会「手の巧みさ研究専門委員会」第4回研究会
 共催:日本バーチャルリアリティ学会「手ほどき」研究会
 場所:東京理科大学神楽坂キャンパス11号館11-6教室,11-7教室

招待講演(14:40~16:20)
 “触環境感覚と触身体感覚の心理物理 ”
 渡邊淳司

 “錯触を利用したインタフェース”
 安藤英由樹,雨宮智浩,前田太郎,渡邊淳司


○2008年1月28日
 平成19年度第2回 玉川大学研究所若手の会談話会
 玉川大学 研究管理棟5F

講演(18:00~19:00)
 “知覚特性を利用したインタフェース技術 ”
 渡邊淳司


できるだけネタがかぶらないようにしようとはしているのですが、
聞いたことある内容でしたらゴメンナサイ。
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# by w_junji | 2008-01-17 10:21

京都は雪でした。

週末の京都。
いつもどおり、京都芸術センターへ。
ここは、小学校だったところをギャラリー、劇場、カフェとして利用しています。
MAEDA Coffee というカフェが素敵です。ポテトサラダが美味。

小学校を美術館として利用しているところに、
北海道のアルテピアッツァ美唄があります。
幼稚園も併設されていて、子供達が安田侃の彫刻と戯れているのを見ると、
自分も、こんなところで育ってみたかったなぁ。と思います。

札幌にあるモエレ沼公園はイサム・ノグチがデザインした公園で
そのコンセプトのスケールの大きさにため息がでます。

そういえば、雑誌、「未来心理」が再開しました!
一つ前の号に自分も書いているのですが、
前の編集長にはすごくすごくお世話になりました。
人の可能性を引き出す触媒のような人です。


最近、ある意図を持って何かを並べるのに凝っています。
普段は、自分の研究内容をいろいろ並べて講演をするわけです。
それって、ひとつのことにそのまま突っ込んでしまわず、
あるひとつのことに見つけたきらめきを、
もうひとつのなかにも、多様の中にも求めようとすること。
見方を変えることで、世界のシンクロ二シティを見つけていく作業。
研究というより、研究編集のようなことなのかもと思います。

占いで自分のことを言い当てられると、
「何でわかるのぉ?」という驚きと喜びがあります。
個人の体験がなんらかの秩序というか、全体的な何かと繋がっている感覚。
友達とおしゃべりをしていて、何らかの偶然があったとします。
それが、1回あると、うれしい偶然。
2回、3回続くと、それが、ある種の法則、秩序の一部のような気がしてきます。
自分の体験が法則、秩序の一部であることを感じること、言い換えれば運命的だと感じること。
これって、先日お話した鏡リュウジさんのおっしゃっていた「占いのリアリティ」
ということかも。

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アルテピアッツァ美唄

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モエレ沼公園
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# by w_junji | 2008-01-15 02:24

サキガケ

長崎に学会にいってきました。

研究内容も人柄もすばらしいなぁと思える人に出会いました。
アプローチはちょっと違うのですが、見えているものが似ている気がします。

そういう人の作るものを見ていると、
あたりまえですが、自分がいくらがんばってみても、
美しくならないものもあるんだなぁと、さびしく思うときもあります。
それは、役割の問題でしかないのだけれど、ちょっとうらやましい。

そういえば、こないだのサンフランシスコでも、そういう研究者に会いました。
「何の研究しているの?」と聞くと
「Neuroscience, Human Interface, Archtecture, Dance...」
「ははは。そうだよね。ぼくもそういうの好き!」と答えたのですが、
笑ってしまいました。

分野の越境って言葉は、越境できない人しか使わない。
彼女は、何事も「So what?」といって、サバイバルしていくのだろうなと思えます。

世界のなかで、自分とおんなじような感覚をもった人がいるのは大切なこと。
サバイバルする中で、自分の背中を預けられる感覚は何よりの救い。


ところで、
平成19年度文化庁メディア芸術祭で展示することになりました。
お越しくださいませ~。

日時:平成20年2月6日(水)~2月17日(日) ※2月12日(火)は休館
会場:国立新美術館(港区・六本木) 入場無料

文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品
Slot Machine Drawing 草地映介/渡邊淳司
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# by w_junji | 2007-12-06 18:20

Cafe Talks

先日、Cafe Talkに出演(?)しました。

特に打ち合わせもなく、皆さんの前に出て4人でおしゃべりをするという企画。
打ち合わせがない、というか、Talk開始15分くらい前にしゃべることが決まったので、
打ち合わせができなかったというのが正しい。それに、4人のうち2人は初対面。。。

リラックスした場だったので、普段おしゃべりするような感じでよいとは言われたものの
テーマや背景の共有もない人たちのおしゃべりを人に聞かせていいのでしょうか。

結局、そんな心配はよそに、
それなりなおしゃべりになったのですが、すごく不思議な感じでした。

聞かれることを前提とした、おしゃべりって、
無駄を省いた形で言いたいことを明確にして話すのだけど、
それだけじゃなくて、その場で、前の話や次に話す人のことを考えて話す内容を決める。

話がどこに向かうかすら、決まっていない中で、
話し手の意図、全体の流れ、聴衆の興味、そういうのをいろいろ気にしながら作っていくのは、
なんだか、ジャズセッションや、連歌のようで、見えない共同作業の感覚がすごく新鮮でした。
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# by w_junji | 2007-11-28 01:54

「われわれ」という響き

親友の悲喜交々、同世代のなかまの活動。

育み、積み重ねることの大事さを確認する。
やるなー。と感心し、お互いの変化に気付いてみたり。

「われわれ」は、それぞれ、お互いの人生だし。好きなように生きなよ。
だけど、気付いていないかもしれないけど、あなたの後ろ姿を気に掛けているよ。

なんだか、今日はいろんなものがクリア。
満月はやはり、どこかへつながる穴なのだ。
そして、星は、太陽に照らされた雫。
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# by w_junji | 2007-11-27 02:09

芸大講義のお知らせ(11月30日)他

●東京芸術大学講義:芸術情報特論

特別講師:渡邊淳司(JSTさきがけ研究員 / NTT CS研)
「知覚すること・表現すること」

日時:11月30日(金) 15:30~17:00
場所:東京芸術大学(上野キャンパス)
    美術学部総合工房棟A棟2F コンピュータ演習室
地図:http://tinyurl.com/27zqkj

無料
この授業を履修していなくても興味のある方の聴講歓迎とのこと。


●ロボティクスにおける空間の知能化及び構造化に関する研究専門委員会
 第6回研究会

講演者:渡邊淳司(JSTさきがけ研究員、NTT)
「知覚体験を情緒体験へ変換する装置-知覚と空間のCode- 」

日時:12月14日(金)17:00-
場所:東京大学生産技術研究所


●文の京・大いなる学び シリーズ第2回
「さわって遊ぶ<1日だけの>メディアアート展」で展示します。

日時:12月18日(火) 13:00~18:00
場所:文京シビックセンター
http://content-gakubu.iii.u-tokyo.ac.jp/manabi/

18:30~:茂木健一郎+河口洋一郎の対談があります。
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# by w_junji | 2007-11-20 14:28

西海岸の太陽!

アメリカの街は、なんとも、身体に馴染まない感じがします。
大雑把な感じと、車でないとどこにもいけない距離感が。

でも、サンフランシスコはアメリカの中でも少し特別な場所かもしれません。

歩いて把握できるほどの街の規模や、ちょっと気になるものが街のあちらこちらにあること。
ばかばかしくなるような大自然がすぐそばにあること。
何も見えなくなるような霧と底抜けの太陽が同居していること。
ヨーロッパにはないよさがあります。

何より、カリフォルニアの太陽の能天気さは、
世界を無条件に肯定している感じがして、いいなぁ。と思いました。

Stanford University @Palo Alto
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Along the state route 1
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Golden Gate Bridge
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# by w_junji | 2007-11-20 12:50

最近のおしらせ

●デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術
 領域シンポジウム「表現の未来へ」

日時:2007年11月19日(月)10:00より
場所 : 東京大学 小柴ホール
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学理学部1号館

少しだけポスター発表します。


●視聴覚情報研究会(AVIRG) 11月例会・総会

日時: 11月28日(水)13時30分ー17時  (聴講無料)
場所: 東京工業大学大岡山キャンパス百年記念館第1会議室
 (〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1)

○招待講演:産業技術総合研究所 永井聖剛
 「classification imageを用いた視覚情報処理ストラテジーの検討:
  顔認知,主観的輪郭,テクスチャ知覚,視聴覚インタラクション」
 13時30分-14時15分

○招待講演:科学技術振興機構 さきがけ 渡邊淳司
 「人間の環境への働きかけとインタフェースデザイン」
 14時15分-15時

○特別講演:東京大学教授 横澤一彦
 「注意と認知の心理学的アプローチ」
 15時10分-16時50分
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# by w_junji | 2007-11-15 12:01

【10月20日 公演・講演のお知らせ】

RARC アート・アミューズメント特別“公演”
HP:http://www.rarc.jp/project/shinri.php

日時:2007年10月20日(土) 13:30開場,14:00~17:00
場所:立教大学 新座キャンパス 6号館 ロフト2
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/pmap/niiza.html
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/niiza/index.html
(事前申し込みは必要ありません。)

「知覚・身体・空間のCODE」

 知覚・身体・空間の研究に基づいた,アート・アミューズメント体験と,
それに対する解釈や設計原理について,研究と現場,両方の視点から議論する.
本“公演”では,講演の前に,実験的なパフォーマンスを行う.

講演者:
 渡邊淳司(科学技術振興機構 さきがけ / NTT CS研)
 田畑哲稔(cell/66b)

指定討論者:
 勅使川原三郎(立教大学現代心理学部教授)

企画・司会:
 長田佳久(RARC心理プロジェクト代表,立教大学現代心理学部教授)


公演者:
企画・演出:渡邊淳司,田畑哲稔
Harpist:彩愛玲
Performer:方法マシン(さかいれいしう,鶴見幸代,小野綾子)
Text:松井茂
Sound Director : Salmon
特殊音響:吉田知史
LED Operation:早川智彦
特殊舞台装置技術:安藤英由樹

※パフォーマンスの一部で,高速点滅する光源を使用しています.
てんかん等,光過敏性障害の発作を持っている方,酔いやすい方,妊娠している
方,18歳未満もしくは60歳以上の方,当日体調不良の方はパフォーマンスの一部
を体験することができません.



講演要旨
 我々人間は興味の対象に対して眼球を動かし,耳を澄まし,手を伸ばすことで,
視覚,聴覚,触覚から情報を得て,頭の中にひとつの世界像を構築している.し
かし,普段,このような自身の行動を意識することは殆どない(例えば,日常生
活において自分自身の眼球運動を意識することはない).これまで発表者は,眼
球運動やなぞり動作等,人間の探索運動を利用したインタフェース,芸術表現の
研究を行ってきた.本発表では,自身の研究をいくつか紹介しながら,人間にとっ
て根源的な活動である「知覚」と,その視点からのアート・アミューズメントの
解釈,設計指針について考えてみたい.

公演要旨
 一般に,人間が知覚している世界像は環境の物理世界とは異なるものである.
錯覚と呼ばれる知覚現象は,物理環境と知覚世界像の違いを端的に表した例であ
り,今まで気付くことのなかった自身の環境解釈のルールを目の前に顕在化させ
る.このような感覚変容体験は,予想を超えた驚きとともに,自身の環境認識に
関する気付きを与えるものである.そのため,錯覚という現象,知覚特性を利用
したインタフェースは,アート・アミューズメントのための効果的なツールとな
り得る.本発表では,そのようなインタフェース群を使用した体験型の公演を行
う.空間の中に配置された光,音,身体がどのように知覚され,それがどのよう
にしたら鑑賞者の心を動かすものとなるのか,実践的な試みを行う.
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# by w_junji | 2007-10-12 14:33

クロアチア:ドヴロニク

旅での体験は、「世界の豊かさ、人のやさしさ」を信じる証をくれる。

旧ユーゴ圏は2度目。2002年にベオグラードに行って以来。
まだ、戦争の傷跡はところどころに残ってる。
ドヴロニクは観光化されつつあって、そんなこと忘れてしまいそうだが、
「あそこに見える山はボスニアとの国境だ。」
と言ったタクシーのうんちゃんの言葉は妙にリアリティがあった。

「アドリア海の真珠」と呼ばれる、ドヴロニクの街並み。
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旧市街の街並みはまるで映画セットのよう。
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夕暮れのグラデーションが街の灯りに溶け合う。
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スプリット空港のそばの海岸で。
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# by w_junji | 2007-09-25 01:48

今週末の展示@科学未来館

デバイスアート展
2007年9月26日(水)~9月30日(日) 10:00~17:00
日本科学未来館 7階 イノベーションホール (入場無料)

「SaveYourSelf!!!」
安藤 英由樹、吉田 知史、前田 太郎、渡邊 淳司

インタラクティブ東京2007
2007年9月29日(土)・30日(日) 10:00-17:00
日本科学未来館 7階 全域(入場無料)

「目が動いたときだけ見ることができる情報提示装置」
安藤 英由樹、渡邊 淳司、雨宮 智浩、前田 太郎

どちらも、以前、メディア芸術祭で発表したものですが、お見逃しの方はぜひ。
2つが重なっている土日に来ると、両方見られます~。
土日は、自分もいます。
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# by w_junji | 2007-09-25 01:17

Ars Electronica 報告(4) FEED

とんでもない体験型展示。「FEED」

以下、体験手順。

まず、同意書を書きます。
フリッカーで癲癇を起こしません。
何があっても自分の責任です。とか。

洞窟の中の不気味な部屋に連れて行かれます。
入って20分くらい、意味不明な映像が流された後、
自分の手が見えないくらい濃いスモークが焚かれます。
そして、赤や青のストロボフリッカーが30分間焚かれ続け、
その間、私達は部屋の中に閉じ込められます。

気持ち悪くなった人は、近くの係員に助けを求めると、
部屋の外に出され、待機していた救急車に連れて行かれます。

スモークの中で、ストロボを浴びていると、
だんだん、眼の中の血管や不思議なものが見えてきます。
ま、そりゃきれいですけど、、、ていうか、拷問ですか?これ。
救急車待機させといて、ストロボ焚き続ける部屋に30分以上、人を閉じ込めるってそれは作品?
非日常の美しいものが見えるのかもしれないけど、そこには、救いがないよ。

このくらいのスモーク。
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外で待っていた救急車。
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# by w_junji | 2007-09-24 01:32

Ars Electronica 報告(3) Siren

今回のアルス展示作品で一番気に入ったのが
Siren by Ray Lee (UK)

やっていることは単純で、
たくさんの、両端にスピーカがつけられた棒を回転させているだけ。

彼は展示をパフォーマンス形式で見せています。
まず、スピーカから単音を出していきます。
スピーカからの音はそれぞれ微妙に高さが違っていて、
複数のスピーカからの音は和音となります。
そして、そのスピーカ群をひとつずつ回転させはじめます。
スピーカが回転すると、「ウーン」という単音が、
ドップラー効果によって「ウィ~ン」と変化を持ち始めます。
そして、多くのスピーカが回転することで、その和音は様々に変容します。
さらに、スピーカは方向選択性を持っているので、
聞いている位置によってその音は様変わりします。
(HPでパフォーマンスの様子が見られます。)

一つ一つの音は単純ですが、集まった響きが織り成すハーモニーが素晴らしい。
機械によって紡ぎだされた雅楽のよう。
その荘厳な空間自体が共鳴していました。

空海の「五大皆有響(ごだいにみなひびきあり)」を地で行く展示です。
五大(地・水・火・風・空という環境世界)は単に視覚的に存在しているのではなく
その存在自体は響きであり、触覚的に交感、共鳴している。

それぞれの音は、一人一人の人間とも思える。
こんな人と人のハーモニーがある世界に生きられたら素敵だ。

パフォーマンスの時間は40分でしたが、あっという間でした。
不覚にも泣いてしまった。そして、すこし、悔しかった。

たくさんの回転スピーカ。
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スピーカの調整をする Ray Lee。かっこいい。
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# by w_junji | 2007-09-24 00:48 | 自己紹介の代わり

夏は暑いぜ!

ていうか、秋でしょ。日本。

寒いところの写真を。
アルスエレクトロニカ後に足を伸ばしたスイスアルプス(JungFrauJoch)。
標高3571m、気温マイナス3度。

麓の湖には光のレンズが。
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こんな電車で頂上まで登る。
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本物の氷河。
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生身で雲の上。
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# by w_junji | 2007-09-18 04:35

Ars Electronica 報告(2)

アルス エレクトロニカのフェスティバル期間中には
ドナウ川沿いの公園で壮大なオペラ(?)が行われます。

オペラといえども、ドイツ語なので、何を言っているかわかりません。
しかし、そのビジュアルだけでも見るものを圧倒します。

ドナウ川には大きな船が浮かべられ、その上でオペラが繰り広げられるのですが、
大きなスクリーンだけでなく、川沿いのマンションにも映像を投影したり、
レーザー光線、花火、実物のヘリコプターや戦闘機、中吊りの車が燃え出したり
その演出がすごい。なんともスケールが違う。。。
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# by w_junji | 2007-09-17 06:11

Ars Electronica 報告(1)

昨日、アルス エレクトロニカから帰国しました。

アルス エレクトロニカは、
コンピュータを使ったアートの大きなフェスティバルで、
毎年、オーストリアのリンツで開かます。
今年は、運良く、自分達の作品2つが
ArsElectronica Centerという展示施設での1年間常設展示となりました。

このフェスティバルはすでに25年以上続いていて、
毎年、異なるテーマで作品が集められます。
今年のテーマは Goodbye Privacyという、
情報技術の発達と個人の情報の関係がテーマでした。

自分の展示した作品のひとつに「Save YourSelf!!!」という、
人間の平衡感覚に影響を与える作品があるのですが、
自分の感覚をもっとも基本的なプライバシーと考えるなら、
ちょうど今年のテーマに合っていたのかなと思います。

でも、この作品て、展示がすごく大変なんです。
装置をつけたりはずしたり、必ず展示員の人が必要ですし、
平衡感覚を刺激する装置では、微弱な電流を人間に流すので、
医学的な安全面の検証や、装置に様々な安全装置をつけたり、装置のメンテナンスなど。

テーマに合うものだからといって、
展示する側から見たら、こんなめんどくさいものを
作者がいるフェスティバル期間中ならしも、
一年間も展示施設の展示員だけでやろうとするなんて。

実際、展示の企画者も「このような作品は我々にとってもChallengingだ」と言っていました。
なんだか、その心意気、懐の深さ、がうれしかったです。

展示員の人も企画者のキュレーション意図をすべてわかっているわけではないと思います。
でも、「これを作ったのはどういうことがきっかけになったの?その物語を教えて欲しい。」
と自分から聞いてきたり、
時には作者の意図していなかったような説明をしていました。
(そういうのも作品の一部?)

「こういうのもありだよね!」っていうものが、アートフェスティバルにはたくさんあります。
それを見て、「なんの役に立つの?」と言って距離を置いたり、ありがたがるだけではなく、
自分から近づき、自分なりの関わり方を見つけ、自分の生活に持って帰る。
そんなリズムがあるところでした。

「Save YourSelf!!!」体験の様子
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もうひとつの作品「Slot Machine Drawing
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# by w_junji | 2007-09-17 05:52

今週末のお知らせ

今週末に以下でお話をします。
一般向け、人数少なめの会です。

==============================

 CAMP-9[関内キャンプ]
 知覚の“改路”
 8月25日(土)@AAN事務所
 http://mot06.exblog.jp/6046119/

==============================

キャンプとはプレゼンテーションとディスカッションとパーティー
からなるイベントです。毎回場所を変えて開催しています。
http://mot06.exblog.jp/i2/

今回のテーマは「知覚」です。

=====
日時:2007年8月25日(土)17:00~21:00 ※開場は16:30
場所:AAN事務所(横浜市中区住吉町1-8-401)
定員:12人(予約制、先着順)
参加費:1,000円(おつまみ+1ドリンク付)
=====

【プレゼンテーター】
渡邊淳司:1976年生まれ。2005年東京大学大学院情報理工学系研究
科 博士課程修了。博士(情報理工学)。同年(独)科学技術振興機
構 さきがけ研究員。人間の知覚特性を利用した情報提示手法の研究。
それらのエンタテインメント・芸術表現への応用研究を行う。
http://www.junji.org/

【お申し込み方法】
氏名/メールアドレス/参加人数を明記し、下記のアドレスまでお
申込みください。人数に限りがあるため、キャンセルされる場合は
事前に連絡をください。
mot06_camp@mac.com

【詳細】
http://mot06.exblog.jp/6046119/
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# by w_junji | 2007-08-22 10:18

SIGGRAPH2007報告

SIGGRAPHから帰ってきました~。
SIGGRAPHはCGとインタラクション技術の学会で参加者が約2万人。
今年はサンディエゴです。

今回は、E-techという技術展示を5日間と口頭での発表が1件。
展示の5日間、立ちっぱなしで9時→18時で展示の説明をしていて、とにかく疲れました。
ご飯を食べながら寝るという失態まで。。。

学会の内容自体は、いろんなところに報告記事が載っています。
例えば、アメリカのCGSociety にSIGGRAPH特集記事

(以下、自分の展示について、記事より抜粋)
I also saw the saccade-based display, which shows a full scale visual image, in full color, but from a single vertical strip. The image is only received by the viewer, as they flit their eyes from left to right. They call it the ‘public/private image presentation based on gaze-contingent visual illusion.’ Truly something out of left field from Japan’s NTT CS Lab and the Human and Information Science Laboratory. I guess what Emerging Technologies is all about. 

記事の中での
「I guess what Emerging Technologies is all about.」
(E-techで見るべきはこれ)という評価や、
見た人からの Awosome, Freaky (すごーい。やばい。)というコメントは、
すごくうれしいです。

あまり他の展示を見ることができなかったのですが、
自分の見た中では U2+Green Dayの"The Saints Are Coming" のメイキングがあって、
すごく好きでした。

Jeff Han のMulti-touch Display
やっている技術自体はそこまですごいものではないのですが、
彼のデモというか、未来への距離感、Visionの見せ方が素敵だなと思います。
ビデオの中の写真をつまんで拡大縮小するところなんかなんだか、わくわくしてしまいます。

あとは、シャワーの様子を撮影して、コンピュータビジョンで最適化して水を出すもの。
(水の制御を最適化するために、そんなプライベートなものまで撮影して、
 誰かの手に入るようにしてよいのか という皮肉です。)


展示の看板。
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目を動かさないとき。
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目を動かすとこんなものが見えます。
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目の代わりにカメラでも。
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# by w_junji | 2007-08-12 06:03

SIGGRAPH (8月) と Ars Electronica (9月) のお知らせ

明日からSIGGRAPH(@San diego)というコンピュータグラフィクスの学会へ行ってきます。

今回の展示はこちら
目を動かすと1次元の光源から2次元の絵が見えるやつの、
目の動きと同期させたフルカラー版。説明


9月5-11日Ars Electronica (@Linz オーストリア)では、
Ars Electronica Centerで2作品展示します。
Save YourSelf!!!
Slot Machine Drawing
Centerの作品一覧
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# by w_junji | 2007-08-02 02:01

白い寝袋

今日、ひょんなことから寝袋に入る機会がありました。

寝袋のよいところは、頭までくるまれて、中に入ることができること。
(子供のようですが。。。)

寝袋はコットンのような、ポリ何とかという人工素材でできてます。
色は白くて、少し薄い材質。
中にかぶって入っても、光や音を感じることができる。

値段は2千円くらい。
友人からもらいました。

肌触りのよい素材にくるまれるだけで、気持ちがよいのですが、
そこで感じる光や音はすごくやさしい。

その中から見る光は、ぼやけていて、どこからきた光かよくわからない。
定位できない包囲光はとても身体的。
その光は、外の環境なのか、自分の境界なのか。
そして、光を動かすと、光がマッサージしてくれるように身体を温める。

繭?のなかにいるよう。

外の世界にあるものではなく、自分の境界にあるものはすごく触覚的。
物理的に触ることなく、やさしくなでてくれる。
自分の存在を確かめてくれる。

こんな時間があってもよいかも。
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# by w_junji | 2007-06-27 01:30

7月講演(京都)のお知らせ 他

モノ学・感覚価値研究会 第2回研究会
 日時:平成19年7月15日(日曜日) 14時00分~18時30分
 場所:京都造形芸術大学 人間館4階401教室
 西山克(関西学院大学教授)、 岡田美智男(豊橋技術科学大学教授) 予定
 「モノが媒介する知覚体験」 渡邊淳司

第二回 『脳と意識』セミナー
 日時:平成19年7月17日(火曜日) 16時30分―18時
 場所:京都大学 総合人間学部棟  1階 1103講義室
 「Perception Bending」 渡邊淳司

・その他出版物
S. Nishida, J. Watanabe, I. Kuriki, T. Tokimoto
“Human brain integrates color signals along motion trajectory”
Current Biology Vol. 17, No. 4, pp. 366-372, 2007. PDFfile

J. Watanabe, S. Hayashi, H. Kajimoto, S. Tachi, S. Nishida
“Tactile motion aftereffects produced by appropriate presentation
for mechanoreceptors”
Experimental Brain Research Vol. 180, No. 3, pp. 577-582, 2007. PDFfile

J. Watanabe, S. Nishida
“Veridical perception of moving colors by trajectory integration of input signals”
Journal of Vision (in press)
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# by w_junji | 2007-06-25 04:19

思いわずらうことなく愉しく生きよ

を読みました(江国香織さんの新刊)。
忙しいときほど本が読みたくなってしまう。。。

感情はただここに在るだけ。
素直にその存在を感じて、外に向けて呼吸をする。
どんな感情であっても、強がる必要も、恥じる必要もない。

感情はベクトルなんだと思う。
外に向かってしなやかに伸びる矢印。
ベクトルの原点は、存在、生活の実感。

その2つがあって、はじめて、愉しく生きていける。

結局、自分にできることしかできない。
自分にできることを真摯にやりぬく、健やかな愚直さをもっていこう。

ニュートラルに、そしてポジティブに。
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# by w_junji | 2007-06-25 03:32

講演のお知らせと宮台先生

●3月29日 知覚コロキウム2007で招待講演があります。
「知覚研究と情報提示・芸術表現」 渡邊淳司

●雑誌:Mobile Society Review 未来心理 Vol.9が発行されます

主体性の認知科学的展開:渡邊 淳司
代補的であること機械的であることテクスチャー・ネットワーク=再生産される物質網:佐々木 一晋
新しいシステム間にもとづく思考と実践:井庭 崇
モバイル・メディアとクリティカル・スペース:石田 英敬
協創を支えるシステム技術― 問題構造図:春名 公一

モバイル社会研究所報告 未来心理研究会 「モバイル社会とは何か」
橋本 秀紀 ・ 宮台 真司 他(含む渡邊)

本雑誌ご希望の方は、
MIXIもしくは、w_junji@hotmail.comまで住所をお送り下さい。
お届けいたします。

PS
宮台先生とのお話はすごく刺激的でした。
実は実際にお会いするまでどんなことをしている方かつかめないところがあったのですが、
きちんとした社会学のベースがあったうえで、
いろいろなこと(学者としてはスキャンダラスなことも含めて)を
確信犯的にやっているのだと思いました。
自分がひねくれているのかもしれませんが、
ピュアな熱意だけを持った行為より、確信犯的振る舞いのほうが好きです。
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# by w_junji | 2007-03-25 21:42

ティアラ

もう、東京では終わってしまいましたが、ティアラ展すごくよかったです。

自分は宝石好きというわけではないので、
ネックレスとか指輪にはグッと来ないのですが、
ティアラ展のポスターを目にしたとき、一瞬で心奪われました。

宝石がすごいとか、王家の権威の象徴だとかそういうのじゃなくて、
一言で言うと、ティアラって人間としてのその人の輝きを象徴するもののような気がします。

作る側の創意工夫や思い。
人間の頭につけること。
特別なときにしかつけられないこと。
つける側の誇りやその人の輝き。
その人を包んで守ってくれる感じ。

そういういろいろな思いが伝わってくるように思えます。

宝石とか装飾がすごいだけならただの頭飾り。
でも、男の子が好きな娘のために
川原の花で編んだ頭飾りはティアラ。

ティアラをつけるという行為は、
世界を受け入れ、自分のなかの輝きを引き出す祈りの儀式のような気がします。
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# by w_junji | 2007-03-25 21:39 | 自己紹介の代わり

メ芸にきていただきありがとうございました。

日曜日で9日間のメディア芸術祭が終了しました。
きていただいた皆様、本当に、本当にありがとうございました。

今回は、2作品出展していました。
3階のアート部門:Save Yourself!!!
B1の先端技術SC:Saccade-based Display

今回の2つの作品は、
近年、自分がやってきたこと、思っていることの大きな部分を占めるもので、
見せられたタイミングもちょうどよかったのではと思ってます。

そして、作った側の心理として、
見ていただいた方の感想などネットで検索してしまうわけですが、
芸術祭の中で気に入ったいくつかの中に、紹介してもらうことも多く、
非常にうれしく思います。

当たり前ですが、人に何かを見せるとき、
「私がこれにこだわっている」、「これについて一生懸命考えている」
ということが伝わるには、本当にディテイルまでこだわることが必要で、
一般の人ほどシビアな目を持ってる。
学会発表とかでも、一番シビアな目を持っている人を想定してやらないと。
「あの人のやっていることはいつもすごいなぁ。」
と思われるように。

「健全に、狂ったこと」をやっていけたらいいなぁ。

研究者はアスリートと一緒で、
本当に現役といえるのは、自分が思っているより随分短いから。
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# by w_junji | 2007-03-06 02:11

講演・展示のお知らせ

CREST ユビキタスコンテンツ・シンポジウム2007
2月16日(金) 東京国際フォーラム 、B5ホール

10:30 - 10:50 ユビキタスコンテンツプロジェクト  稲蔭正彦(慶應義塾大学教授)

10:55 - 11:45 基調講演 1 (独)科学技術振興機構 JST さきがけ研究員 渡邊淳司

11:45 - 12:35 基調講演2  キューエンタテイメント(株) 水口哲也氏
13:45 - 14:15 MOXAデモンストレーション
14:15 - 17:00 ワークショップ 中西泰人(慶應義塾大学助教授)
17:00 - 17:20 終了挨拶  奥出直人(慶應義塾大学教授)

●文化庁メディア芸術祭
2月24日(土)~3月4日(日) 東京都写真美術館

○アート部門 審査委員会推薦作品
「Save YourSelf!!!」
安藤英由樹 / 吉田知史 / 前田太郎 / 渡邊淳司
http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/suisen/index.html

先端技術ショーケース‘07 -未来のアート表現のために-
「視覚の不思議のサイエンスをアートに」
Saccade-based Display 渡邊淳司 安藤英由樹 前田太郎 舘暲
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# by w_junji | 2007-02-08 21:07

お帰り。

ファイルの整理をしてたら、素敵な言葉たちに再会。
お帰りなさい。
確か、田口ランディさんや村上龍さんの本に出てきた言葉のメモ。
難しいようで簡単な、簡単なようで難しい。


私が変わることができる限り
私に訪れる悲しみや怒りは永遠ではない
同じように、愛もシアワセも永遠ではない

私が限りなく変わり続けようともルーツがあるから戻ってこられる
私がある場所に縛り付けられていても翼があれば自由だ


感情をあえて言葉で分ける必要はない
複雑な感情を音楽のように味わって生きてみよう


自分の役割を全うしている人はただそれだけで多くの人を支えている。


人生はすごく短い。自分のだめなところを直している時間はない。
人と比べるな、自分のいいところだけ見て生きろ。


世界は愛によって再編されてほしい


どうしてそんなに元気なんだ?
人間だからだ


激しい感情を持つものはそれだけのやさしさを持つことができる


人間なんてあやふやで不確かなものだけど、
その不確かさに素直になれないのもさびしい
瞬間的な快感と持続的な快適のバランス
ここにあるものを楽しめないやつは信頼できない


手が疲れたので、寝ます。
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# by w_junji | 2007-02-08 02:09