<   2010年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧

「告白」という映画

2004年にGas Van Santの「エレファント」を見たときの感触と似てる。

何がすごいのか、すぐにはわからないのだけど、
見たあと、救われて元気がでるのと同時に、研究をやめてもいいんじゃないかという気分になる。

「エレファント」とちがって、美しさに圧倒されることはないのだけど、
出演者の選び方とか、なんとなく背景にある人間のイメージが似ているのかもしれない。

日常と非日常と、狂気と愛と、他人事と自分ごと。
救いと絶望。エンタテインメントとシリアスさ。

相反するものが矛盾なく強く存在している。


「なぁーんてね。」



という日本語は、矛盾をうまく同居させる気がする。
どう使われているかは映画を見てのお楽しみ。

http://www.elephant-movie.com/elep_index.htm
http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html
[PR]
by w_junji | 2010-07-29 01:58

“これも自分と認めざるをえない”展

2010年7月16日~11月3日 21_21 DESIGN SIGHT

佐藤雅彦ディレクション “これも自分と認めざるをえない”展

「心音移入」
安藤英由樹+渡邊淳司+佐藤雅彦

体験者は、聴診器を自分の胸にあて、
ヘッドフォンを通じて自分の心音を聞きます。
そのとき、目の前には、緊張している人の映像が流れます。
(たとえば、運動会スタート前でドキドキしている子供)

自分の心音を聞きながら映像を見ているうちに、
その音が自分の心音なのか、映像の中の人の心のどきどきなのか
わからなくなってくる。

心音が感情移入をする架け橋になる。
だから、心音移入という作品名。

心臓はワタシにとって、とっても大事なものだけど、
そこから聞こえる音、心音を聞いても、
自分のものであるのか他人のものであるのか区別することは難しい。

自分にとって大事なものなのに他人との区別がつかない。

だけど、自分という個人を成立させる大事なものがオリジナルでなかったとしても、
それに何の問題があるだろうか。

むしろ、大事なものを共有しているからこそ、
ワタシは、他人の緊張感だったり、心の動きを想像をすることができる。
a0014725_15592592.jpg

a0014725_1653352.jpg

[PR]
by w_junji | 2010-07-17 16:10