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つみあがらない毎日

「いま、ここしかないの。」

と言ったその人の意図はどっちだったのだろう。

それは、輝ける未来は今目の前の出会いの積み重ねにしかない
 という意味か、
それは、今出会いを欲するのならば出会い、忘れたとしても、また、出会いなおせばよい
 という意味か。

積み重ねるという意味では全く逆。

自分も、今何をしているのか忘れてしまったり、言っていることに一貫性がなかったり。
積み重ならないことが多い。

だからというわけではないけれど、
後者の積み重ねることのできない、もしくはそうしない態度に
どうしようもない切なさと愛しさを感じてしまう。

そこで、積み重ねようとして無理にがんばったり、見栄を張ったりする必要はない。
ただただ、いま、ここで、素直になれればいい。
逆にそれは、人それぞれ、自分にあった場所を見つけ、作ることに繋がると思うから。



「技術でなく思い、言葉でなく祈り」
(田口ランディさんの本より)

という言葉が好きです。

人は、物の向こう側に思いや祈りを感じ、共有することができる。

そこには、見えるものではなく、見えないもののルールがある。

文章で言うなら、文そのものの文法でなく、文の間の文法。

そのルールは身体にくる、Somaticなもの。
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by w_junji | 2010-03-28 01:06

祝女

あんまりテレビ見ないのですが、この番組好きです。

祝女 -Shukujo-
http://www.nhk.or.jp/shukujo/

女の本音や本性をテーマにしたオムニバス形式の笑えるショートストーリー集!

仕事、休日、アフターファイブ…。
女性なら誰でもうなずける日常生活の瞬間を切り取り、
友人同士や主婦仲間、職場の先輩・後輩、恋のライバルなど、
さまざまな人間関係にある女たちの悲喜こもごもを描きます。
(ウェブより)

ひとつひとつの話も面白いんですが、その並べ方、構成がすごく面白い。
内村宏幸さんというウッチャンナンチャンの内村さんの従兄弟の方が作っているそうです。
NHKやるなぁ。と思います。

週末から、素敵なものに出会ってばかり。

長谷川等伯の水墨画は、見る距離によって違う世界を見せてくれる。
素材が見える近くの距離から、少しずつ下がっていくと、それが空間イメージに変わっていく。
その感じ、なんとなく、モネの絵に似ている。
そんな水墨画とあわせて、同じイメージで短歌の書があわせてある屏風があって、
それは、すごい。文字が空間化している。

ルノアールの絵はいつ見ても、人の存在そのものが、絵のなかにいる感じです。
モネとか、フェルメール、ラリック、の作品もそうですが、
はぁ。とため息だけが出る。


長谷川等伯 没後 400年 展
上野 東京国立博物館 3月22日まで
http://www.tohaku400th.jp/

ルノワール―伝統と革新 展
六本木 国立新美術館 4月5日まで
http://www.renoir2010.com/

最近気になる生き物:ハクビシン
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by w_junji | 2010-03-14 23:56

月の重力

いつも無茶苦茶なのに

時折、物事の本質をさらっと言いのける人がいる。

物事の本質というよりは、ある人間個人の本質と言ったほうがよいかもしれない。

まるで、巫女か占い師のように。

それは、なぜか、たいてい、女性だ。


世界は月と太陽でできている。

太陽は月の反射がないと自分の存在を知ることができない。

月は太陽がいないと、自分の存在が消えてしまう。


ちなみに、太陽の主成分は気体で、月の主成分は固体。

太陽の周期は一年で、月の周期は一ヶ月。


私は、見えないものしか信じない。

虚も実も、同じだけ価値があるのなら、それでよいと思う。

寄る辺なき重力に導かれ。
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by w_junji | 2010-03-03 01:26