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Collection, Connection, Constellation

自分の編集のやり方。3つのCo。

1、Collection
それに関することをひたすら、もれなくダブりなく、集めきること。

2、Connection
ばーっと。床にばら撒いて、それらをつなぐ見えない、縦糸、横糸を感じ、並べてみる。
何度も並べ替えてみる。どんな糸が見えるかが、その人のセンス。

3、Constellation
つないだものを物語や儀式とともに提示する。
それは、星座のように、日常に存在しながら、その関係性に気付いていないもの。
でも、それはどこかで感じていたこと。


日常の破片を集めたコラージュ。

個々の要素は、個人の日記のように、一般性をもたない。
だけど、それらが不変性をもった見えない糸で紡がれたとき、それは世界の法則になる。
というよりは、
見ている側の想像力によって、それぞれの世界の法則として機能し始める。


強いメッセージというのは、もしかしたら、主体のないものによって提示されるのかもしれない。


「私はこう思う!」という、ひとりの主体を持った強いメッセージよりも、
主体のないたくさんの話と、それを紡ぐ見えないメッセージのほうが、自分には心地よい。

2004年に見た、ピナ・バウシュの「天地 TENCHI」。
おそらく、今まで見たなかで一番好きな舞台。
1時間くらいずっと涙を流していた気がします。

ピナ・バウシュは、ダンサーに

「なぜ泣いたのではなく、どう泣いたかを教えて。」

と問うそうです。(パンフレットに書いてありました)

物語りでもなく、意味でもなく、感情の存在のみを取り出し、紡ぐ。
そして、感情の背後にある人間というものの本質を提示する。

それは、主体のない感情だから、
それに対して、各個人の体験や記憶が感応し、
あいている主体にスっと見ている側が入り込む。

ある種の救いであり、ある種の快楽。
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by w_junji | 2009-09-15 02:08

昼と夜、生と死、Invisibles。

1ヶ月以上、タイミングが遅いものばかりですが。。。


皆既日食の日には、少しのあいだ、昼なのに夜の明るさになる。
暗闇は、何事も無かったように、やってきて、あっという間に去っていく。

本当に暗くなるんだ。。。

むしろ、その日の夜、もう一回、暗くなったことに驚いた。
昼と夜という、サイクルを毎日体験していること自体、なんと、ドラマティックなことか。

月は空に毎日、顔を出す。

東京で見ると、月は穴。
その穴を通って、どこかの世界へ行ける気がする。

ヨーロッパで見る月は、明るい銀色の太陽。
夜でも、誰かに見守られている気がする。


7月25日~9月27日
Freeze!--2009 International MedTech Art Show 
@National Taiwan Museum of Fine Arts, Taipei, Taiwan
"Save YourSelf!!!" Hideyuki Ando, Tomofumi Yoshida, Junji Watanabe

同じ会場で見つけた作品。
生も死もひとつのエネルギーのサイクル。
死んだ人の身体からの化学反応で充電した電池。
ある意味、エネルギーとしては不変。
何が保存されていたら、人は保存されているというのでしょう。

Afterlife(2007) Jimmy Loizeau+ James Auger

www.auger-loizeau.com

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そんなこと言っていても、
川村カオリさんが亡くなって、ピナ・バウシュさんが亡くなって、とてもショック。

自分の心のパズルの一部が、欠けていくよう。


8月3日~7日
SIGGRAPH 2009@New Orleans, USA
"Touch the Invisibles"
Junji Watanabe, Eisuke Kusachi, NOSIGNER, Hideyuki Ando

8月28日~30日
グッドデザインエクスポ2009
"Touch the Invisibles"
渡邊淳司、草地映介、NOSIGNER、安藤英由樹

異なるものの中に、隠れた同じきらめきを見つけること。
それは、法則というには、科学的ではないかもしれない。
だけど、自分と自然との隠れたつながりが現れ、世界の謎が少しずつとけていく。
そんな感覚。

「人は意識を持ってしまったときから、自然とは離れ、世界が閉じ、孤独が始まった。」
と田口ランディさんの本に書いてあった。

自然世界で、寂しさを感じるのは、人間だけなのだろうか。
もとは、一緒だったからこそ、探さずにはいられない。
そのきらめきを。

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9月6日
Ars Electronica2009 Pixelspaces 2009 Do-it-Together!
(Talk presentation)
19:00- 19:30 @Ars Electronica Center skyloft (Level +3)
Saccade-based Display for connecting worlds
Junji Watanabe

9月9日
第14回日本バーチャルリアリティ学会大会@早稲田大学
1日目14:45-16:15
オーガナイズドセッション:「メディア表現の未来と課題」
中西泰人(慶應大)、近森基(plaplax)、渡邊淳司(学振PD/NTT)、苗村健(東大)、筧 康明(慶應大)
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by w_junji | 2009-09-02 04:50