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クロアチア:ドヴロニク

旅での体験は、「世界の豊かさ、人のやさしさ」を信じる証をくれる。

旧ユーゴ圏は2度目。2002年にベオグラードに行って以来。
まだ、戦争の傷跡はところどころに残ってる。
ドヴロニクは観光化されつつあって、そんなこと忘れてしまいそうだが、
「あそこに見える山はボスニアとの国境だ。」
と言ったタクシーのうんちゃんの言葉は妙にリアリティがあった。

「アドリア海の真珠」と呼ばれる、ドヴロニクの街並み。
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旧市街の街並みはまるで映画セットのよう。
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夕暮れのグラデーションが街の灯りに溶け合う。
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スプリット空港のそばの海岸で。
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by w_junji | 2007-09-25 01:48

今週末の展示@科学未来館

デバイスアート展
2007年9月26日(水)~9月30日(日) 10:00~17:00
日本科学未来館 7階 イノベーションホール (入場無料)

「SaveYourSelf!!!」
安藤 英由樹、吉田 知史、前田 太郎、渡邊 淳司

インタラクティブ東京2007
2007年9月29日(土)・30日(日) 10:00-17:00
日本科学未来館 7階 全域(入場無料)

「目が動いたときだけ見ることができる情報提示装置」
安藤 英由樹、渡邊 淳司、雨宮 智浩、前田 太郎

どちらも、以前、メディア芸術祭で発表したものですが、お見逃しの方はぜひ。
2つが重なっている土日に来ると、両方見られます~。
土日は、自分もいます。
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by w_junji | 2007-09-25 01:17

Ars Electronica 報告(4) FEED

とんでもない体験型展示。「FEED」

以下、体験手順。

まず、同意書を書きます。
フリッカーで癲癇を起こしません。
何があっても自分の責任です。とか。

洞窟の中の不気味な部屋に連れて行かれます。
入って20分くらい、意味不明な映像が流された後、
自分の手が見えないくらい濃いスモークが焚かれます。
そして、赤や青のストロボフリッカーが30分間焚かれ続け、
その間、私達は部屋の中に閉じ込められます。

気持ち悪くなった人は、近くの係員に助けを求めると、
部屋の外に出され、待機していた救急車に連れて行かれます。

スモークの中で、ストロボを浴びていると、
だんだん、眼の中の血管や不思議なものが見えてきます。
ま、そりゃきれいですけど、、、ていうか、拷問ですか?これ。
救急車待機させといて、ストロボ焚き続ける部屋に30分以上、人を閉じ込めるってそれは作品?
非日常の美しいものが見えるのかもしれないけど、そこには、救いがないよ。

このくらいのスモーク。
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外で待っていた救急車。
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by w_junji | 2007-09-24 01:32

Ars Electronica 報告(3) Siren

今回のアルス展示作品で一番気に入ったのが
Siren by Ray Lee (UK)

やっていることは単純で、
たくさんの、両端にスピーカがつけられた棒を回転させているだけ。

彼は展示をパフォーマンス形式で見せています。
まず、スピーカから単音を出していきます。
スピーカからの音はそれぞれ微妙に高さが違っていて、
複数のスピーカからの音は和音となります。
そして、そのスピーカ群をひとつずつ回転させはじめます。
スピーカが回転すると、「ウーン」という単音が、
ドップラー効果によって「ウィ~ン」と変化を持ち始めます。
そして、多くのスピーカが回転することで、その和音は様々に変容します。
さらに、スピーカは方向選択性を持っているので、
聞いている位置によってその音は様変わりします。
(HPでパフォーマンスの様子が見られます。)

一つ一つの音は単純ですが、集まった響きが織り成すハーモニーが素晴らしい。
機械によって紡ぎだされた雅楽のよう。
その荘厳な空間自体が共鳴していました。

空海の「五大皆有響(ごだいにみなひびきあり)」を地で行く展示です。
五大(地・水・火・風・空という環境世界)は単に視覚的に存在しているのではなく
その存在自体は響きであり、触覚的に交感、共鳴している。

それぞれの音は、一人一人の人間とも思える。
こんな人と人のハーモニーがある世界に生きられたら素敵だ。

パフォーマンスの時間は40分でしたが、あっという間でした。
不覚にも泣いてしまった。そして、すこし、悔しかった。

たくさんの回転スピーカ。
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スピーカの調整をする Ray Lee。かっこいい。
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by w_junji | 2007-09-24 00:48 | 自己紹介の代わり

夏は暑いぜ!

ていうか、秋でしょ。日本。

寒いところの写真を。
アルスエレクトロニカ後に足を伸ばしたスイスアルプス(JungFrauJoch)。
標高3571m、気温マイナス3度。

麓の湖には光のレンズが。
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こんな電車で頂上まで登る。
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本物の氷河。
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生身で雲の上。
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by w_junji | 2007-09-18 04:35

Ars Electronica 報告(2)

アルス エレクトロニカのフェスティバル期間中には
ドナウ川沿いの公園で壮大なオペラ(?)が行われます。

オペラといえども、ドイツ語なので、何を言っているかわかりません。
しかし、そのビジュアルだけでも見るものを圧倒します。

ドナウ川には大きな船が浮かべられ、その上でオペラが繰り広げられるのですが、
大きなスクリーンだけでなく、川沿いのマンションにも映像を投影したり、
レーザー光線、花火、実物のヘリコプターや戦闘機、中吊りの車が燃え出したり
その演出がすごい。なんともスケールが違う。。。
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by w_junji | 2007-09-17 06:11

Ars Electronica 報告(1)

昨日、アルス エレクトロニカから帰国しました。

アルス エレクトロニカは、
コンピュータを使ったアートの大きなフェスティバルで、
毎年、オーストリアのリンツで開かます。
今年は、運良く、自分達の作品2つが
ArsElectronica Centerという展示施設での1年間常設展示となりました。

このフェスティバルはすでに25年以上続いていて、
毎年、異なるテーマで作品が集められます。
今年のテーマは Goodbye Privacyという、
情報技術の発達と個人の情報の関係がテーマでした。

自分の展示した作品のひとつに「Save YourSelf!!!」という、
人間の平衡感覚に影響を与える作品があるのですが、
自分の感覚をもっとも基本的なプライバシーと考えるなら、
ちょうど今年のテーマに合っていたのかなと思います。

でも、この作品て、展示がすごく大変なんです。
装置をつけたりはずしたり、必ず展示員の人が必要ですし、
平衡感覚を刺激する装置では、微弱な電流を人間に流すので、
医学的な安全面の検証や、装置に様々な安全装置をつけたり、装置のメンテナンスなど。

テーマに合うものだからといって、
展示する側から見たら、こんなめんどくさいものを
作者がいるフェスティバル期間中ならしも、
一年間も展示施設の展示員だけでやろうとするなんて。

実際、展示の企画者も「このような作品は我々にとってもChallengingだ」と言っていました。
なんだか、その心意気、懐の深さ、がうれしかったです。

展示員の人も企画者のキュレーション意図をすべてわかっているわけではないと思います。
でも、「これを作ったのはどういうことがきっかけになったの?その物語を教えて欲しい。」
と自分から聞いてきたり、
時には作者の意図していなかったような説明をしていました。
(そういうのも作品の一部?)

「こういうのもありだよね!」っていうものが、アートフェスティバルにはたくさんあります。
それを見て、「なんの役に立つの?」と言って距離を置いたり、ありがたがるだけではなく、
自分から近づき、自分なりの関わり方を見つけ、自分の生活に持って帰る。
そんなリズムがあるところでした。

「Save YourSelf!!!」体験の様子
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もうひとつの作品「Slot Machine Drawing
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by w_junji | 2007-09-17 05:52