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昼と夜、生と死、Invisibles。

1ヶ月以上、タイミングが遅いものばかりですが。。。


皆既日食の日には、少しのあいだ、昼なのに夜の明るさになる。
暗闇は、何事も無かったように、やってきて、あっという間に去っていく。

本当に暗くなるんだ。。。

むしろ、その日の夜、もう一回、暗くなったことに驚いた。
昼と夜という、サイクルを毎日体験していること自体、なんと、ドラマティックなことか。

月は空に毎日、顔を出す。

東京で見ると、月は穴。
その穴を通って、どこかの世界へ行ける気がする。

ヨーロッパで見る月は、明るい銀色の太陽。
夜でも、誰かに見守られている気がする。


7月25日~9月27日
Freeze!--2009 International MedTech Art Show 
@National Taiwan Museum of Fine Arts, Taipei, Taiwan
"Save YourSelf!!!" Hideyuki Ando, Tomofumi Yoshida, Junji Watanabe

同じ会場で見つけた作品。
生も死もひとつのエネルギーのサイクル。
死んだ人の身体からの化学反応で充電した電池。
ある意味、エネルギーとしては不変。
何が保存されていたら、人は保存されているというのでしょう。

Afterlife(2007) Jimmy Loizeau+ James Auger

www.auger-loizeau.com

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そんなこと言っていても、
川村カオリさんが亡くなって、ピナ・バウシュさんが亡くなって、とてもショック。

自分の心のパズルの一部が、欠けていくよう。


8月3日~7日
SIGGRAPH 2009@New Orleans, USA
"Touch the Invisibles"
Junji Watanabe, Eisuke Kusachi, NOSIGNER, Hideyuki Ando

8月28日~30日
グッドデザインエクスポ2009
"Touch the Invisibles"
渡邊淳司、草地映介、NOSIGNER、安藤英由樹

異なるものの中に、隠れた同じきらめきを見つけること。
それは、法則というには、科学的ではないかもしれない。
だけど、自分と自然との隠れたつながりが現れ、世界の謎が少しずつとけていく。
そんな感覚。

「人は意識を持ってしまったときから、自然とは離れ、世界が閉じ、孤独が始まった。」
と田口ランディさんの本に書いてあった。

自然世界で、寂しさを感じるのは、人間だけなのだろうか。
もとは、一緒だったからこそ、探さずにはいられない。
そのきらめきを。

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9月6日
Ars Electronica2009 Pixelspaces 2009 Do-it-Together!
(Talk presentation)
19:00- 19:30 @Ars Electronica Center skyloft (Level +3)
Saccade-based Display for connecting worlds
Junji Watanabe

9月9日
第14回日本バーチャルリアリティ学会大会@早稲田大学
1日目14:45-16:15
オーガナイズドセッション:「メディア表現の未来と課題」
中西泰人(慶應大)、近森基(plaplax)、渡邊淳司(学振PD/NTT)、苗村健(東大)、筧 康明(慶應大)
by w_junji | 2009-09-02 04:50


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