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身体なんてなくなっちゃえ!

夜1時過ぎにお寺の参道を歩くのってちょっと怖いです。
周りに誰もいないし、自分の足音しか聞こえない。
さらに、今日は夕方までの雨で霧がかかっている。
さらに、さらに、目が悪くて(0.1以下)視界がぼやけてしまっている。
ほとんどホラー映画の世界です。

なんでこんなとこ歩いてるんだろ
と、言ってみたものの何が変わるでもなし。

なんとなしに、立ち止まってみました。
そうすると、今まで聞こえてなかった
虫の鳴き声が、葉のすれる音が聞こえてきて、ちょっと驚いた。
じゃあ、ついでに、
少しぐらい見えていても意味ないから
目もつぶっちゃえ。

立ち止まったまま目をつぶってボーっとしてみました。
偶然、誰も来ず(来ても、怪しい人がいるから近づかなかったのか?)
周りの音と空気の中に自分が溶けていくような感覚になりました。
自分のなかから少しずつ何かが流れ出していくような感覚。
そのとき思いました。
もっともっと、溶けていきたいのに、この身体の壁が邪魔!
身体なんてなくなっちゃえ!
変な感覚でした。

帰り道。
身体を壊しても意思は消えないのに
なんで、そんなことするのかな。
身体があるから、身体を養わなくちゃいけないから、
年金が不平等に思えるんだ。
よくわからないことをぶつぶつ言いながら帰りました。
by w_junji | 2004-05-11 01:45


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