能力の限界

最近、自分の能力に限界を感じます。
特に、記憶力と言語化能力。

ぼくの記憶は恐ろしい速さで崩壊していきます。
実験するときに、テストを何度かして、
この刺激の提示時間は1秒にしようというのを決めたとすると、
次の日、実験をするときには、何で1秒にしたんだっけ。と同じテストをすることは多々。

そして、場所の名前はどんどん消えていきます。
こないだは新宿コマ劇場の名前がでてくるまで15分。
なんてことだ。この歳でこれはまずいとか思いながらも、
その理由はなんとなくわかります。

自分は、いろんな分野のプロジェクトを同時にいくつかやってることが多くて、
舞台の演出とか考えた直後に、心理物理実験のプログラムを組んだり、
工学部の輪講に出た後に、社会学のゼミにでたり。
いちいち前のことを覚えてると、次のやることの邪魔になってしまうんです。
だから、細かいことはどこかに記録して、忘れてしまうのがうまく平行作業をやるコツ。
しょうがないといったらしょうがないのかも。

言語化能力に関して、昔から感情表現は下手でしたが、
最近は浮かんだアイディアを説明するのまで下手になってしまいました。

一時期、浮かんだことをすぐ言語化し、意味付けするんじゃなくて、
イメージを大切に、やわらかくいろんな視点から見れないかな。
と思って、とりあえずアイディアを頭の中でフワフワさせたまま
いろんな言葉で表現してみることにしました。

ふと思い浮かぶことって、無意識のうちにいろいろ論理的に考えているもので、
言語化を遅らせることで、
アイディアの本質を逃さず、きちんと拾ってあげることができるようになった気がします。
アイディアという原石を言葉というノミで削る感じなんですが、
一度に削り過ぎてしまうと、ダイヤ(アイディアの本質)もろとも削り取ってしまう感じです。

しかし、言語化を遅らせるということは、
訳のわからないまま、いろいろ考えるということなので、
他の人から見たら、「何を言っているんだコイツは」と思われてしまいます。

アイディアの原石を削るところは、
人と話し合いながらリアルタイムにやることが、実は、非常に大事なんですが、
人前であんまりやると、宇宙人と思われてしまいます。。。
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by w_junji | 2004-12-26 22:21


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